ゲームプランナーとゲームデザイナーの違いと仕事内容を解説

ゲームデザイナーとゲームプランナーは基本的に同じ

0からゲームを設計するのがゲームデザイナー（プランナー）

ゲームデザイナーとゲームプランナーの主な違いは、呼び方だけです。ゲームプランナーをやっている人のことを「ゲームデザイナー」と呼ぶこともあるだけで、基本的には「ゲームプランナー」も「ゲームデザイナー」も同じ職種を示すものです。

ゲームプランナーとは、「どんなゲームを作っていくか」の原案を生み出す人のことを言います。具体的なゲームのストーリーやシステム、コンセプトを考えて、そのゲームをどんな風に作っていくかを企画するのがゲームプランナーの仕事。プランナーは企画を立てる中で、実際にゲームの画面などを設計する仕事も担っています。

企画から完成まで、ゲームの全体的な設計をするのがゲームプランナーです。

デザインは“見た目”だけに使われる言葉ではない？！

「ゲームデザイナー」という言葉で使われている「デザイナー」には、見た目を作るという以外の意味が含まれています。

そもそも「ゲームデザイナー」という呼び方は、英語圏で多く使われるものです。本来「デザイン」という言葉には、「図柄」という意味の他にも「設計」や「意匠」といった意味があります。つまり「ゲームデザイナー」と呼ばれる人たちは、ゲームを作る上で必要になるシステムやストーリー、コンセプトなど…あらゆるものの設計（デザイン）をする役割を担っているのです。

ですから「ゲームデザイナー」と言えば、ゲームを企画したり発案したりする人たちのことを示せるというわけです。

ゲームの見た目についてデザインする人は「グラフィックデザイナー」

「ゲームデザイナー」がゲームの設計や企画をする人なら、ゲームの見た目を作っていく人たちは何と呼ぶのでしょうか？答えは「グラフィックデザイナー」です。

ゲームの中でも「グラフィック」と言えば、キャラクターのデザインや街の風景、ダンジョンの景観といった、目に入ってくる見た目の情報のことを示します。これらを作り上げていくのがグラフィックデザイナーです。

また、キャラクターの見た目を描いたり作り上げていくイラストレーターの仕事もあります。

ゲームデザイナーになるには？

ゲームデザイナーを目指すということは、つまりゲームプランナーを目指すということになります。

ゲームデザイナー（プランナー）を目指すなら、独学よりも専門学校でゲーム制作に関する技術や知識を学ぶのがおすすめですね。専門学校では常に、最新のゲームに合わせたカリキュラムが用意されています。

また、現役で活躍する一流のクリエイター達から直接講義を受けることができるのも専門学校の強みですよ。

ゲームデザイナーとして活躍するなら、一つのゲームを作り上げるためにどんな企画をして準備を整えるべきかを、専門学校でしっかり学んでおきましょう。