シナリオライター・麻枝准とは？

麻枝准とは？

麻枝准さんは1975年生まれのシナリオライター。株式会社ビジュアルアーツのゲームブランドである「Key」から多くのヒット作を世に送り出しています。ファンからは「だーまえ」の愛称でも親しまれており、泣ける恋愛アドベンチャーゲームで高い支持を獲得。「死」や「家族」がモチーフとして多く扱われているのが特徴です。ゲームシナリオを書くだけでなく、作詞・作曲も手掛けており、アニメや漫画の原作に参加することもあります。

麻枝准が手掛けたゲーム

『Kanon』は泣きゲーの金字塔とも呼ばれる伝説的な作品。もともとはアダルトゲームでしたが、全年齢版として複数のハードに移植されました。これはシナリオそのものが高く評価された結果です。のちにアニメとしても放送されました。

『AIR』は親子愛に大きなウエイトを置いたシナリオが特徴。恋愛要素はほとんどなく、ヒロインと母親の親子の絆が色濃く描かれています。その完成度の高さは多くのプレイヤーの涙を誘いました。

有名なゲームプランナーと作品

・Kanon
・AIR
・CLANNAD
・リトルバスターズ！
・MOON.
・ONE 〜輝く季節へ〜

麻枝准の経歴

小学生のころから創作活動をしていたという麻枝氏。大学時代には複数のゲーム会社に就職活動をしたものの採用されず、シナリオライターになることを決意します。アダルトゲームの会社であるscoop、マイナーメーカーのTacticsを経て、ビジュアルアーツに移籍。ここでKeyの設立に携わります。そこから10年ほど、Keyの中心的存在として数多くのヒット作を発表しました。現在も企画者、シナリオライター、作詞家、作曲家として幅広く活動しています。

シナリオライターに必要なスキル

シナリオライターは主にゲームのシナリオを作る仕事ですが、ほかの活動を平行して行うことも少なくありません。シナリオのことだけを考えるのではなく、広い視野を持ってゲームに向かい合うことが求められるでしょう。シナリオライターの仕事について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。